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紀伊路:泉佐野~山中渓②(厩戸王子跡~山中渓)

(2011年6月23日の記録)

ついに厩戸王子跡にご対面を果たし,更なる先を目指します。

ここからしばらくはあまりややこしい分岐もなく,
道標もあちこちにあるので,歩きやすくなります。
道標


この辺りは「信達(しんだち)」という,旧宿場町だそうで,
どっしりとした歴史を感じさせる建物があちこちに見られます。

こちらは信達宿本陣跡。
なんと立派な御門でしょうか。
信達宿本陣跡


道全体が歴史ミュージアムのようです。
信達宿の道標


そして,こんなところも見つけました。
信達の藤棚


街なかに突然,大きな藤棚が出現しました。
この時は6月なので花の時期はすっかり過ぎていましたが
鮮やかな新緑が美しかったです。

こちらは「信達宿の野田藤」の名で親しまれており,
現在は保存会によって守られ,
開花の時期には藤祭りが催される地元の名物ですが,
なんと,個人様のお宅の藤の木なのです!

詳しくはこちら,「藤保存会」のHPに記載があります。

下の方の藤写真館へのリンクから,藤の写真を見ることができますが,
満開の藤が妖しいほどに綺麗です…

今年の藤祭りには絶対!参加してこようと思います!!

さて,それからさらに歩き続けます。
当分は,迷うような分岐もありません。

次の要注意ポイントは「大鳥居」の交差点です。

交差点を越えてまっすぐ行けばよいのですが,
300~400mほど歩いたところに
馬頭観音と地蔵菩薩が祀られており,
ここが信達王子(一之瀬王子)跡だと言われています。

はっきりと王子跡と示す石碑などはないですが,
この前には道標が設置されています。
信達王子跡


全体を少し遠目から撮影してみました。
信達王子跡を遠目から


大きな木に守られているようですね。
住宅街の中,ひっそりと地元の人々の暮らしを見守り,
また地元の人々の暮らしに根付いた聖域だと思いました。

さらにゆるい上りの府道64号線をゆっくり歩きました。

次の分岐は「岡中」の交差点です。
ここで道は直進する道と左に入っていく道に分かれます。

直進の道は府道64号線で,まっすぐ伸びる綺麗な道ですが,
ここは左に入っていく緩い上り坂を進みます。

分岐には道標もあります。
岡中の分岐の道標


分岐の向こうに広がる池と山並み。
歩き始めの大阪市内のビル群を思うと,
やっぱりずいぶん長い距離を歩いてきたのだと実感します。
道標の向こうの池


道なりに進み,阪和線の高架下をくぐります。

この辺りも古い民家が並ぶ,風情ある道です。
風情ある街並み


こんな道標も立っていました。
古い道標


大きな道標ですが,周りの景観に溶け込んでいるので,
自分が少し古い時代にタイムスリップしたような気さえします。

しばらく進むと道が右にカーブしますが,そのまま道なりに。

ちなみに,この付近には岡中鎮守社があり,
そこには大阪府の天然記念物の大きな楠があります。

街道には面していませんが,路地から覗き込むと
その姿を少しだけ,見ることができます。

この辺りまで来ると,大阪府下でもかなりの田舎(失礼
戸建ての民家,ところどころに広がる畑や田んぼが,
のんびりと気分を解放させてくれるようです。

しばらくして,大きな道路(府道63号線)との交差点を越えます。

この交差点にはコンビニがあります。
山中渓までは,ここが最後と思った方が良いです。
必要な物を購入するなり,お手洗いをお借りするなり,
最後のひと踏ん張りに向けて,準備を整えましょう。

府道63号線を越え,引き続き民家や畑の間の細い道を進みます。

しばらく歩くと府道30号線と合流します。
道幅は広くなりますが,車も増えるので要注意です。

緩い上り坂を登って行きます。
だんだんに道が細くなり,やがて,両側が緑に包まれて行きます。

そこを抜けると,新しく開けたと思われる,新興住宅街が広がります。
やがて右手には大きな池が出現しますが,堤防が高く水面は見えません。

池の端くらいで道は二股に別れますが, 右の道を選びます。
(推測ですが,直進の道はこの辺りが住宅街として
切り開かれてからのものではないかと思いました)

この道を歩いていると,JR和泉鳥取駅付近で,道端に大きな鳥居が。
波太神社遥拝の鳥居です。
波太神社遥拝鳥居


道端に鳥居だけが建っているので,
もともと神社があったものが鳥居だけが残っているのかと思ったら,
そういうわけではなく,
阪南市にある波太神社を遥拝するための鳥居だった,とのこと。
(まあ,名前そのまんまなわけですが)

そしてこの裏側,足元に,長岡王子跡があります。
といっても,王子跡という説明書などはありません。
王子跡とも書かれていませんので,
一見してこれが王子跡とはわかりません。
そしてその写真を撮り忘れたらしい私…

どうも,長岡王子は場所の推定がいろいろ分かれているようで,
明確な表示がないのはそのせいかもしれません。

まあ,王子跡は基本的に,はっきりしているところの方が
少ないようなのですが…^^;

さて,そのすぐ先に分岐があり,
左手の貸ガレージの前の細い道が熊野街道らしく,
その道を行くと,難所と言われた琵琶懸けを通って
地蔵堂王子跡に出られる…らしいですが。

この道,ガレージの奥まで行くと,いきなり舗装されていない地道になり,
しかも時期的な(初夏)せいもあってか,ものすごい草木が茂っている…
多分,虫とか蛇とかの生き物もいろいろいそう…

とても一人で踏破できる自信がなく,断念しました。

ちなみに「歴史街道ウォーキングマップ」でも,『熊野古道を歩く旅 』でも,
このルートは紹介されていません。
熊野古道を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道)』には説明がありますが,
「廃道に近い状態」「通り抜けは困難」と書かれており,
道があるという記載だけにとどめています。

それでも歩かれる強者もいらっしゃるようですが…
おそらく,整備されていない道だと思われるので,
歩いてみたいと思われる方は十分注意して下さい。

琵琶懸けを断念した私は,そのまま線路沿いの道を歩きました。
山中橋から川を覗き込むと,まさに渓谷,という感じ。
いつの間にこんな山の中に入ったのかと驚きました。

やがて道は阪和線を越えてきた府道64号線と合流します。
合流地点から300mほど進んだところの左手に,
地蔵堂王子跡への道順を示す小さな案内板が現れます。
左手に住宅街へ入る道のある辻の角です。
注意して見ていて下さい。

案内に従って左折し,住宅街に入っていくと,左手に公園があり,
その前に地蔵堂王子跡の説明板がありました。
地蔵堂王子跡の説明書


再び熊野街道(府道64号線)に戻って,先を目指します。

阪和自動車道の高架下を潜り抜け,
しばらく右にJR阪和線,左に阪和自動車道を見ながら歩きます。

緩い左カーブを曲がったあたりの左手に,馬目王子跡があります。
大阪府内最後の王子跡になります。
馬目王子跡


説明板と小さな石碑だけが,道端にひっそり残されています。
地味ですが,まともに道路に面しているので,
見落とす心配はあまりないかと思いますが…

再び熊野街道を歩き続けると,
しばらくして二股の分岐に出会います。
山中宿への道


右が引き続き府道64号線。
左が紀州街道。山中宿へ進む道です。

どちらを歩いても山中渓駅手前で合流するのですが,
ここはやはり,紀州街道の方を歩きます。

石畳の整備されたきれいな道で,
ところどころに宿場町らしい古い建物が残っており,
交通の要衝として栄えた頃の風情を伝えています。
宿場町の風情


しかし道はあまり長くはなく,
やがて府道64号線と合流して,
JR山中渓駅前に出ます。

本日の古道歩きはここで終了。
本日の終点


山中渓駅は無人駅です。
大阪府内なのに,ものすご~く遠くに来た感が味わえます(笑)

ホームから見た山。
山中渓駅ホームより


次回はいよいよあの山の向こう,
和歌山に入る予定です。


今回のルートは,王子跡も多く,
歴史を感じさせる風情溢れる素敵な道でした。

古道歩きが目的だと,
どうしても一つ一つの史跡はゆっくり見れなかったりしますが,
もっとしっかり見たいな,もう一度行ってみたいな,
と思われるところもあったりして。

見所が多いルートなので,
出来るだけ時間にゆとりをもって歩かれるのがおススメです。




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紀伊路:泉佐野~山中渓①(佐野王子跡~厩戸王子跡)

■日時/天候:2011年6月23日/快晴

■アクセス:南海本線泉佐野駅より 

■同行者:無し

■トイレ:泉佐野駅からしばらくの間は店もたくさんありますが,
 駅から離れると利用しやすいお店や施設は少なくなっていきます。
 そろそろ行き当たりばったりでは辛くなるので,
 なるべく予定に組み込んで計画的に。
 
■飲食店・ショップ:

■歩行距離/所要時間:約20キロ/約5時間20分(携帯アプリによる実測)

■使用地図:『熊野古道を歩く旅 (エコ旅ニッポン)
      「歴史街道ウォーキングマップ

◆感 想:ようやく街中を抜け,街道らしさの残る道が増えてきます。
 王子跡も比較的多く残っており,歩きがいがある道です。 

  *―*―*―*―*―*―*―*

いよいよ,大阪府内の古道歩き最終回となりました。

この日は,6月とはいえほぼ梅雨も明け,真夏並みの暑さ。
暑い中,アスファルト道を歩く愚かさを
つくづく思い知ったウォーキングでした^^;

前回終点の南海電鉄泉佐野駅から出発。

まずは前回最後に到達した,佐野王子跡に向かいます。

前回は携帯のカメラであまりきれいに撮れなかったので,
再度写真撮影を。
佐野王子跡


ちょっと見えにくいですが,奥の黒い石碑も佐野王子跡と書かれています。(跡の字が違うんですが…「址」かな?)
佐野王子跡奥の石碑


さあ,佐野王子跡から少し東に歩いて最初の四つ辻を右折し,
熊野街道(府道64号線)に入ります。

街道には田んぼ沿いにこの道標が。
佐野王子近くの道標


すっかりこの道標を見ると,安心するようになりました

道なりにまっすぐ歩くと,
やがて大きな道路(第二阪和国道)に出ます。

方向的には第二阪和国道に出たら右折…なのですが,
そうすると分岐道に入れなくなってしまうので,
いったん左折して「市役所前」の交差点まで行き,第二阪和国道を渡ります。

渡ったら右に行き,湯川家具の黄色い建物の前を通り過ぎます。

湯川家具の建物


この建物,目立つしとても良い目印なんですが,
すでに閉店されているもよう…
いつなくなってしまうかわかりませんね

さて,湯川家具を越えて数十メートルほどで,道が分岐します。
ここは左の細い方の道(これが府道64号線)を選びます。

この分岐を左へ


上の写真で赤で示した道標がこちら。

分岐の道標


しばらくは迷う要素もないので,この道を平穏にのんびり歩けます。
佐野高校を左手に見,佐野高校前の交差点も過ぎ,気持ち良く真っ直ぐ。

佐野高校を過ぎてから300mほど進んだ四つ辻の角に,
「すぐ和歌山道/ふどうみち」と書かれた石柱が立っています。
「すぐ和歌山道」の石柱

さらにまっすぐ歩くと,やがて高架の道路が見えてきます。
関西空港自動車道です。

「葵町」の交差点を越えて,更に歩いて「長滝北」の交差点で高架下をくぐり抜けます。

「ウォーキングマップ」も『熊野古道を歩く旅』も,
高架を抜けてしばらく歩いたら二股の道を左に…という表記ですが,
正しい道の手前にも二股分岐があるので迷うかもしれません。
この分岐も左

上の写真の分岐を左に行きます。
写真では二股正面のポスターが良い目印なのですが…
こういうのは変わってしまうかもしれないので,
道路のオレンジの中央分離帯を目印にしてください。

そのまままっすぐ,「長滝西」の交差点まで行き,交差点を右折。
引き続き府道64号線を歩きます。

で。「ウォーキングマップ」には交差点の拡大説明図があり,
角にガソリンスタンドがあると書かれているのですが,
2011年6月時点で,コンビニ(ヤマザキデイリーストア)に変わっていました。
ガソリンスタンドはコンビニに


引き続き64号線を西へ。
きちんと歩道があるのでとても歩きやすい道です。

このまま真っ直ぐ歩くと長南中学校の建物が見えてきますが,
その手前の駐車場の角に,「安松八丁畷の石地蔵」があります。
「安松八丁畷の石地蔵」説明板


このお地蔵様,特に熊野古道と関わりがあるわけではないのですが,
台石には天平十八年(1363年)の年号が刻まれているそうで…
ほぼ650年前から鎮座しておられると思われるお地蔵様なのですね。

当然,熊野詣の人々の道行も見守っていたものと思われます。

で,肝心のお地蔵様の写真がないのですが…
実は私,こういったものの写真を撮るのが苦手で^^;
神社なんかでも,基本的に鳥居しか撮りません。
王子跡も,石碑だとあまり抵抗がないけど,
祠が残っていたりするとかなり躊躇してしまうのです…
というわけで,説明板のみでご容赦下さいませm(_ _)m


さて,再び歩き始め,長南中学校の前を過ぎ,長南公民館も越えます。

ちなみに私はこの公民館でお手洗いをお借りしました。
公園や小さい寺社の公衆トイレは,女性にはちょっと使いにくいことが多いので…
たいていの公共施設は,きちんとお願いしてマナーを守れば,
気持ち良く使わせて下さいます。

さて,公民館を過ぎると大きな池を渡る橋があり,
橋を越えてしばらくすると,だんだん道の雰囲気が変わってきます。

住宅街を歩く道に変わり,古い民家なども見えてきて,
街道の趣のある道になってきました。

ここから籾井王子(樫井王子)跡まではすぐです。

道がゆるくカーブし,左手に「塙団右衛門直之の墓」が見えてきます。
そのまま道なりに歩くと,右手にDAIHATSUの大きな看板が見えます。
「いづみモータース」さんですが,
とにかく「DAIHATSU」の看板と文字が目立っています。

この,いづみモータースさんの敷地を右に入っていきます。
不安なら,一言いづみモータースさんに声を掛けて,
「籾井王子跡が見たいんですが」と言うと良いと思います。

私は入り口がわからず,うろうろしていたので,
お店の方が気づいて声をかけて下さいました
結構迷う人が多いのだと思います。

籾井王子跡は,いづみモータースさんの敷地の奥の,
塀の向こう側にありました。
籾井王子跡


ちょうど初夏だったので,緑が濃く,蜘蛛の巣も濃く
あまり近づくことはできませんでした。

そして再び街道へ。

引き続き,古い民家の並ぶ,風情ある道を歩きます。

この辺りは,いろいろと史跡が残っており,興味深いところです。

重要文化財に指定されている奥家住宅や,
大坂夏の陣の合戦の跡地である樫井古戦場跡などがあります。

樫井古戦場を過ぎてすぐに現れるのが明治大橋。
明治大橋


そしてその道をしばらく歩くと明治小橋が。
明治小橋

橋を越えるといきなり両側の緑がうっそうしているので,
この先がどんな道なのかとちょっと不安になりますが,
橋を越えるとすぐに左手に大きな施設が見えてきます。
双子川浄浄苑だそうで,近くにテニスコートもあり,
私が歩いた時は学生っぽい人たちのにぎやかな声が聞こえてきました。

道は細いですが,迷うようなことはありません。

そのまま進むと,左手に古代史博物館の立派な建物が見えてきます。

そのほぼ向かいに海会寺跡が。
そしてここには厩戸王子が合祀されている一岡神社があります。

神社にお参りし,一息ついて,この近辺にある厩戸王子跡を探します。

が… これが 見つからない

いちおう地図通りに歩いているはずなのに一向に見つからず,
住宅街のなかをさんざん行ったり来たりして30分以上費やし…
 
暑い日だったので,体力は消耗するし,本当にきつかった…

ついに,古代史博物館に入り,事務所で教えて頂きました。
こちらでは近隣の詳しい地図を作製されており,
そこに厩戸王子跡も載っていました。
おかげさまでようやく厩戸王子跡にたどり着くことができました。

書籍の地図はもちろん,ウォーキングマップを持っていても
すんなりたどり着くのは難しいと思います。
下記地図をご参考に…
厩戸王子跡への寄り道ルート


ちなみに,地図上の点線の赤い丸印の交差点の写真がこちら。
写真中の青の矢印の道を入っていきます。
厩戸王子跡への分岐


厩戸王子跡へ向かう,青い矢印の道はこんな道。
厩戸王子跡への道


ずっと奥にゴルフの練習場があり,高いネットが張ってあります。
厩戸王子跡は,その手前の角にあります。
厩戸王子跡


なんでこんな奥まったところに…と思うのですが,
実はこの辺りの熊野街道は一部が失われており,
本来の熊野街道はこの厩戸王子跡付近を通っていたようなのです。

ちなみに,王子跡の右側は畑(田んぼ?)でした。

散々迷って,ようやくご対面
喜びもひとしおなのです

さて,この先もまだまだ長くなりますので,続きは後半に。

紀伊路:和泉府中~泉佐野②(半田一里塚~泉佐野)

(2011年6月14日の記録)

さて,半田一里塚を過ぎてさらにまっすぐ。
住宅街の中の道が続きます。

そして突き当りを右へ折れ,またしても府道30号線へ出ます。

ここからがちょっとややこしい。

歴史街道ウォーキングマップ」によると,
府道30号線に出たら右折して30号線を少し東に戻り,
ガソリンスタンドと食堂の間の細い道を左へ…とあります。

そのまま道なりに歩いて,薬局(多分ドラッグセガミ。ずっと手前にキリン堂もあるので注意)の裏手を過ぎると少し大きな道路に出るので,それを左折,という表記です。

そしてドラッグセガミの前を通り過ぎ,最初の右に曲がる道を右折。

ウォーキングマップには拡大説明図があるのですが,
その図の印象より距離が長いうえ,
大きな薬局が前述のとおり2つあるので迷います。

ちなみに『熊野古道を歩く旅』では,地図の縮尺上,
この細かいコースは全くわかりません。
大雑把に方向をとる羽目になるので迷いやすいです。

そして,ここも「歴史街道ウォーキングマップ」と『熊野古道を歩く旅』で
コースが少し異なるようです。
その違いがわからず私は散々迷いました

グーグルマップとストリートビューでも確認してみました。
とりあえず詳細は下の地図にまとめたので,端折ります。
石才駅周辺
(クリックで拡大します)

どの地図を基本に歩くか…は決めておきゃなきゃダメですね^^;

住宅街に入り,牛神が祭られているという石才会館の前へ出ます。
「牛神」という言葉から,なぜか牛型の像を思い描いていたのですが,
実際には小さな石碑でした。
牛を探してしまったのでなかなかわからなかった
でもまあ,形そのまんまの神様が街なかに飾られている方が珍しいですよね

宮池沿いにしばらく歩いて,分岐で右に道をとります。

この日は歩いていて街中に池が多いことに気づきました。
自然池なのか農業用のため池なのかはわかりませんが,
昔は広大な田園地帯だったのでしょうね。

大きな道路,工場と住宅街,大きな店舗が目立つ今では
違和感さえ感じてしまいますが…

そのまま道なりにまっすぐ歩くと,府道40号線の高架が見えます。
道はその高架の下をくぐっています。
さらに進むと,信号のある交差点に出ます。

さて,この交差点,「歴史街道ウォーキングマップ」では「釈善北」とありますが,
交差点名は出ていなかったと思います。
そしてその先,府道30号線と40号線が交差する大きな交差点に,
「釈善橋北」という表示があります。
間違いやすいので要注意ポイントです。
「釈善橋北」まで行くと行きすぎです。

間違いなのか, 表示は出ていない(または「見えにくい」)けど,
この交差点は「釈善北」という名称なのか,定かではありませんが,
いずれにしても間違いやすいポイントです。
貝塚中央病院付近の分岐
(クリックで拡大します)

この交差点は,貝塚中央病院を左に,緑地を右にみる細い道を選びます。
すぐに右手に「釈善寺城跡」の説明板が見えてきます。

小さな橋を渡り,さらに直行。

細い道が続き,やがて上り坂になります。
この坂道は長谷川ノ坂。
古い家並みが続いたり,古道の風情を感じる道です。
狭い道に大きな古い家の取り合わせは圧迫感があるのですが,
それが不思議なノスタルジーを感じさせます。

しかしこの道もつかの間。
2車線の道と交差する信号のある交差点で右に曲がり,
和泉橋本駅を越えて,最初の信号を左折。

この周辺から「地蔵堂」交差点までもまた,
ウォーキングマップと『熊野古道を歩く旅』で異なります。
詳細は下の地図に示します。
和泉橋本駅付近

さて,地蔵堂交差点付近。
『熊野古道を歩く旅』にはジャスコが目印に書かれていますが,
どうやらなくなっているようです。
(イオンに変わった,という話ではナイ)
2011年6月時点では,跡地と思われるところは広~い更地となっていました。

もしかしたら今頃は,新たな何かが建っているかもしれませんが,
とりあえずジャスコはありません。

さてさて。

再び住宅街の中の細い街道を歩くと,ようやく王子ゆかりの地に遭遇です。

街道から少し離れたところに正福寺というお寺がありますが,
こちらのそばに鞍持皇子があったとも,隣の神社が近木王子であったとも言われているそうです。
(現在は痕跡は残っていません)

そして街道をまっすぐ進むと,この二つの王子が合祀されている南近義神社が。

南近義神社


住宅街に静かに立つ神域です。
大きくはありませんが,堂々とした鳥居が威厳を感じさせます。

古道ゆかりの寺社には,できるだけご挨拶させて頂きます。
静かな神社の境内で,しばし身体と心の休息を。

そして再び歩き出します…が,ここも要注意。

「歴史街道ウォーキングマップ」では神社の前を通り過ぎ,
突き当りを右へとありますので,
ここは指示通り忠実に行きましょう!

神社鳥居の前からすっと伸びる道があり,
その道があまりにも堂々としているので,
私たちは引き寄せられるようにそちらに行ってしまい…
しばらく迷う羽目になりました^^;

こういう人は私たちだけかもしれませんが

なお,この辺りには「王子」という地名が残っています。
王子社が地域に融け込んでいたいた証でしょうか。

ここから先は,住宅街の中の道を歩きます。

道自体が複雑なわけではないですが,
とにかく細かい道で分岐も多く,
書籍の地図では厳しいと思います。
「歴史街道ウォーキングマップ」は必携です。

この先の分岐等でウォーキングマップを見てもわかりにくかったのは,
貝田橋を越えたところ。
マップ上は橋を越えて二差路になっていますが,
実際には4叉路でした(川沿いの道が無視されているもよう)。
しかも選ぶべき道がわかりにくいです
下の地図をご参照下さい。

貝田橋付近の分岐


車2台行きあうのも難しいだろうなと思うような,
細い住宅街の中の道を歩いてきます。

その道を真っ直ぐ行くと,やがて右手に大きな池が見えてきます。
住宅街の中にポッコリ出てくる池。 名前はわかりません。

この池の少し手前にある貝田町会館付近に,
鶴原王子があったと言われています。
なお,貝田町会館はこのルートには面していないようで,
私は見つけられませんでした。

さて,池を越えてそのまま歩くと,やがて少し大きな道(府道64号線)とぶつかります。

ここもちょっと迷う分岐ですが,
まず64号線を越え,越えてすぐの分岐を右に行きます。
「歴史街道ウォーキングマップ」に拡大説明図があります。
(右から2つめの図です)
拡大説明図通りで間違いなく,デイハウスを右手に見る道をとりますが,
こんなにきれいな5差路ではないので,そこで迷うかもしれません。

そのまままっすぐ歩いて,突き当りを右へ。
すぐに大きな道路との交差点に出ますが,これを越えてさらにまっすぐ。

…とこんな風に文章で説明してもピンとこないと思いますが^^;
一応,地図を見ながらだとわかるだろうと思いつつ書いています

その次の府道64号線との交差点を左折します。
そしてその次の,信号のない四つ辻を左折しますが,
ここはわかりにくいです。
交差する道は細くて,見逃してしまいそうになります。
角に「オートクラブDAICHU」という車屋さん(?)があるので,それを目印に。

大藪池交差点付近の分岐


その細い道を入っていくと,左がまた池です(ほんとに池が多い…)
ちょっと車が入ってきたら嫌だな~…と思うくらい細い道です^^;

ホントに熊野街道?と不安になりそうな細い道ですが,
ここまで紀伊路を歩いてきた人なら,もうこのパターンに慣れているはず!

ありえなさそうに細い道が熊野街道なのです!!(ホントです)

ずんずん歩いて,ちょっと広い道路との交差も無視してまっすぐ歩くと,
やがて府道64号線と合流します。

そのまま順調に64号線を歩いて,「日新小学校前」の交差点を越え,
更にその次の信号も越えて,白と赤の高い鉄塔を目指します。

鉄塔手前の分岐を左の住宅街の方に入っていきます。

その道を道なりに歩いていくと,先の方で道が少し細くなり,
同じような大きさの道と交差する四つ辻に出ます。
その辻を右折し,ほんの20~30mいくと,
住宅街のなかにぽこんと公園のような緑地スペースがあり,
そこに佐野王子跡があります。
佐野王子跡と説明板

ようやく,久しぶりに王子跡を見ることができました。
前半の,井ノ口王子跡以来です。

このルートは,たくさん王子社があったのに,
現在ではほとんど石碑さえ残っていなくて,残念です。

そしてこの日の街道歩きはここで終了。

佐野王子跡から徒歩15分ほどの,泉佐野駅から帰途につきました。

しつこいようですが,本当にこのルートは道がわかりにくいです^^;
オリエンテーリング的でそれはそれで面白いのですが,
気持ちと時間には余裕をもって歩かれるのがおススメです。

前半に比べ後半がめちゃめちゃ長くなってしまいましたが…
ご容赦下さいませ。

紀伊路:和泉府中~泉佐野①(和泉府中~半田一里塚)

■日時/天候:2010年6月14日/曇り

■アクセス:JR和泉府中駅より

■同行者:夫

■トイレ:駅・コンビニ・スーパーがそこここにあるので,困ることはほとんどありません。

■飲食店・ショップ:大きな道路沿いに歩くので,随所に有。お弁当を広げるなら久米田池畔がおすすめ。

■歩行距離/所要時間:約16キロ/約6時間(書籍・地図より推定)

■参考地図:『熊野古道を歩く旅 (エコ旅ニッポン)
      「歴史街道ウォーキングマップ

◆感 想:このルートは現存する王子跡も少なく,ちょっと残念。
     交通量の多い道を歩くことも多いので,注意が必要。
道も結構入り組んでいて,迷います。
     疲れやすいので,気持ち的にもゆとりをもって。

  *―*―*―*―*―*―*―*

久々に夫と二人で熊野古道を歩きました。

なんとこの日はデジカメの充電を忘れ
和泉府中駅に着いた途端,充電不切れを起こすという,
不測の(←単に不注意)事態に見舞われ,写真がほとんど撮れず

携帯のカメラで少し撮りましたが,携帯は充電切れが早いので,
いつも使っている携帯アプリの使用を控えたため,
歩行ルートの記録や歩行距離・時間も曖昧です。

王子跡だけは何とか写真に収めましたが,ちょっと寂しい内容となってしまいました^^;


さて。

和泉府中駅をお昼ちょっと前に出発。
まずは泉井上神社を目指しました。

「和泉」の国名の発祥ともなったという泉のある神社。
和泉国総社ということで,出発前にご挨拶し,旅の安全を祈願します。

そして熊野街道まで行き,前回の終盤に見たこの道標に再会。
泉井上神社近くの二つの道標

ここから古道歩きをスタートさせました。

街道をまっすぐ南西方向へ歩きます。

少し歩くと大きな道路(国道480号線)との交差点が。
国道を越えてもしばらく細い道が続きますが,
300mほどで少し大きな道(府道30号線)と合流します。

合流した道をそのまま歩くと,信号の手前にお寺っぽい建物が。
その前に井ノ口王子跡の石碑があります。
110614_1201~01

そのまままっすぐ歩いて大きな橋を渡り,
「和気」の交差点の三叉路が見えてきたら,ちょっと思案どころ。

このまま真っ直ぐ歩いてもよいのですが,
この近くに「小栗橋」という橋があるのです。
山と渓谷社の『熊野古道を歩く旅』には「白く美しい」とあり,
ちょっと見てみたい気持ちになっていました。

ただ,この行き方が,ちょっとわかりずらい

熊野古道を歩く旅 (エコ旅ニッポン)』では,
「松尾川の手前を右折し白く美しい小栗橋を渡る」と説明文にはありますが,
地図では小栗橋を通るルートは示されていません。

また,大阪府の「歴史街道ウォーキングマップ」では,
和気の交差点で一番右手の道を選んで,
目印に従って歩けば分かるように書いてありますが,
ここからだと意外に距離があり,地図にあるように一本道でもありません。

多少はわかりやすいかと地図作ってみました。
(サムネイルだと小さいので,クリックで拡大して下さい)
小栗橋への道のり

シンプルなのは『熊野古道を歩く旅』の
「松尾川の手前を右折する」(地図上茶色の矢印)ですが,
和気から松尾川まで結構距離があり,
しかもいくつか小さな川を越えるので,
うっかり手前の川で曲がってしまうと住宅街の中で迷うことになります。

単調な道路を歩くのはつまらない…という方には
「歴史街道ウォーキングマップ」のルート(地図上ピンクの矢印)がおススメ。
和気の交差点を右に行き,コンビニ(デイリーストア)の手前の道を左折。
広い駐車場とデイリーストアの駐車場に挟まれた細い道です。
「ほんとにこれ?」と不安になります^^;
そのまま進むと,学校のような建物(実際は会社)と住宅の間の
細い道を歩くことになります。(また不安になります^^;)

迷いつつ道なりに真っ直ぐ歩くと,小さな橋が見えてきます。
一瞬「これ?」と思うのですが,残念ながら違います。
でもこの川べりは公園というか遊歩道のようになっています。
緑もたっぷり,ベンチもあるし,お天気が良ければ気持ち良さそうです。

橋を渡った突き当りを右折。
この道を,地図上のピンクの矢印のように道なりに歩くと,
やがて松尾川に突き当たります。
突き当たったら右折すると,白い瀟洒な小栗橋はすぐです。

思ったより小さかったですが,華奢で綺麗な橋でした。
110614_1228~02

そしてそのタイルには,こんな遊び心も。
小栗橋上のタイル
(小さくてすみません。クリックし拡大して見て下さい)

熊野街道の始点,八軒家浜から始まり,
篠田王子,平松王子,井ノ口王子ときて,
いきなり熊野三山に至るという^^;

こんな説明書きもありました。
小栗橋の説明書き

さて,橋を渡って,小田公園を左に見ながら歩くと,
毎日牛乳の大きな牛乳瓶の乗った建物が見えます。
小田公園を左,毎日牛乳を右に見ながら道なりに歩き,
またまた府道30号線に出ます。

ここからはしばらく府道30号線を歩きます。
右手には広い毎日牛乳の敷地が続き,
電信柱にも毎日牛乳の看板がもれなくついていて,
さながら「毎日牛乳街道」です。

さて,私たちのように久米田池に立ち寄ろうと思う方は
「大町」の交差点に注意してください。
そこから左折して街中に入っていきます。
1キロくらいあるのですが,住宅街を歩くのでちょっと迷うかも?

寄り道ルートなので詳細は省略します。

でも,久米田池は大阪最大のため池だけあって広く,
周囲は整備されていて,ベンチやトイレもあるし,
いい感じですよ。

和泉府中~泉佐野間は交通量の多い道路沿いを歩く時間が長いので,
こういうアクセントを入れるのもいいかもしれません。

さて,久米田池で休憩をとり,再び府道30号線に戻ります。

延々府道30号線を歩き,次の注目ポイントは
上松町南の交差点のファミリーマート。

この周辺には和泉式部ゆかりの史跡,
「恋の淵」「恋ざめの淵」「歌碑」が点在しているのです。

このうち,「恋の淵」と「歌碑」は見つけたのですが…
残念ながらどこをどう行ったものか,忘れてしまいました
和泉式部ゆかりの

ただ,言っちゃあなんですが,かなり水が淀んでいて,
ちょっと不気味な雰囲気が…^^;
「恋の淵」からイメージするロマンチックさはかけらも…

さて,その先の「作才町」の交差点のすぐ先で道が二股に分かれるので,
ここは左の細い道を選び,しばし府道を離れます。

普通の住宅街の中の細い道です。
ず~っと道なりにまっすぐ歩いて,初めての信号(多分)を右折。
(「歴史街道ウォーキングマップ」だと突き当りに見えますが,
道はここから先にも続いています)
その先の府道30号線との交差点(「土生」)を左折し,府道30号線に戻ります。

ここからはまた,府道30号線をしばらく歩くことになります。
路肩にしっかり歩道があるので,歩きやすいですが,
熊野街道っぽい面白さはナイです

土生の交差点から1キロくらい歩いたあたりで,
かつて浅字川王子があったと思われるところに建つ,
三和製作所が見えてきます。
残念ながら付近にその遺構と思われるものはありません。

その少し先,「堂ノ池」の交差点を左折。

するとすぐに池(堂ノ池)が見えてくるので,
池の横の道に(池を左手にみながら)入っていきます。
そのまま,池を左手に見ながら池沿いを歩きます。

池の端を過ぎてもその道を真っ直ぐ歩くと,
ほどなく左手に「半田一里塚」が見えてきます。

小さな土塁にこんもりとした緑。
一里塚って,こんな風に土を盛って高くしてたんですね。
半田一里塚

住宅街にひっそりと守られている歴史の遺構です。
街道が生きて賑わっていたことが感じられますね。

さて,ウォーキングはまだ続きますが,長くなるので一度このへんで。

(②へ続く)

紀伊路:百舌鳥~和泉府中②(大鳥大社~和泉府中)

(2010年6月3日の記録)

大鳥大社を後にして,再び街道を進みます。

神社の前の歩道にはこんな埋め込みが。
大鳥大社前歩道の埋め込み

ところどころ,思い思いに
熊野街道をアピールしている感じです。

そのまま歩くと,やがて鳳駅前の商店街へ。
鳳商店街

ちなみにJR鳳駅はすぐですので,
お手洗いなどをお借りするにも良いと思います。
この先は住宅街を歩くことが多くなるので,
ちょうどいいポイントかもしれません。

この商店街を通り抜けると,その先は住宅街です。
その住宅街も抜けると大きな通りに突き当たります。
これがまたしても府道30号線(あべの筋)です。

府道30号線に行き当たったら,信号を渡り,
右折して府道30号線を歩きます。
府道30号線再び

久々の広い道は不安になります^^;

そのまま府道30号線を歩くとやがて「富木」という交差点が。

「富木」の次の信号で道が二股に分かれています。
右手に畳屋さんがあるので,それを目印に。
目印の畳屋さん

この道は左側を選びます(矢印の方向に)。
分岐点

気持ち的には素直にまっすぐ行きたくなっちゃうんですよね(笑)
なんだか無理やり曲がってる感じだし,
道も新しそうで,違和感があります。
でも左に行く道で間違いなし。

畑が広がる中を進んでいくと,
左手にクリーンセンターの大きな建物が見えてきます。

その道をずっと進んでいくと,
少し先に高架の道路(堺泉北有料道路)が見えてきて,
その少し手前で道が二股に分かれています。
ここは右側の細い道,住宅街に入る道を選びます。
クリーンセンター付近 

ここも,注意深く見ていないと見落としそうです。
実際私は見落として,ちょっと先まで行きました

目印は,二股に分かれた先端に三角形の空き地があること。

ちなみに歴史街道ウォーキングマップでは,
この二股の先端に「駐車場」があると書かれていますが,
この駐車場が今では空き地になっているんだと思います。
この時はかなりの草ぼうぼうな緑地帯でした^^;

こういう場所は,いつどういう変化があるかわかりませんね。
今頃は家が建っているかもしれませんし…
地図情報を鵜呑みにせず,複数の条件(地形・道筋・周囲の目印)で
道を探していくのがポイントだと思います。

分岐の写真は撮り忘れたのですが
分岐後の道はこんな住宅街の中です。
少し街道風情が残る

遠くに見える高架が堺泉北有料道路です。
ひさびさにちょっと街道らしい風情の道でした。

有料道路の下道の交差点には,この道標もありました。
道標

ちなみにこの道標は道路の反対側にもあります。

ここからしばらく住宅街をまっすぐに。
昔からの住宅街の風情です。
少し上り坂になっています。
北信太付近の住宅街

街の名前はわかりませんが,
JR北信太駅付近の住宅街だと思います。
しばらくはこんな住宅街が続きます。
この先石柱は見ませんでしたが,
変わって先程の看板風の道標が時々置かれています。

私が歩いたのはもう夕方4時過ぎで,
ちょうど子供たちが元気に学校から帰宅するところでした。
楽しそうに走る子供たちにちょっと元気もらいました^^

さて,堺泉北有料道路を越えて700~800mくらいで,
少し広めの道路と交差します。
この左手には信太小学校があるのですが,
ここを過ぎたら要注意です。

300~400m歩くと,また少し大きな道と交差します。
左手を見ると,道路に大きな鳥居が。
聖神社の鳥居

これはこの大きな道路の先の聖神社の一の鳥居です。

この先,一筋南の細い通りを左に入ったところに
篠田(信太)王子跡があります。
この筋の角のおうちの塀の下の方に,
小さな道案内があるので,お見逃しなく。
篠田王子跡目印

少し坂を上がって右に曲がると,いよいよ篠田王子跡に到着。
篠田王子跡

ちょっと奥まったところにありますが,
街道からの距離はすぐなのでわかりやすいです。

再び熊野街道に戻って,さらに南に歩きます。

ここらへんからちょーっとわかりにくくなっています。

次の目印は八坂神社。
篠田王子跡から500mくらいかな?
信号の角にあります。
八坂神社周辺

そして八坂神社を越えて次の信号。ここが要注意!

信号は5つ辻になっています。

まっすぐ進む道が一番太く,
交差する道はそれよりやや狭く,右に曲がると
「小栗の湯」という和泉市営の銭湯があります。
大雑把に方角をとって,今歩いてきた方向を北,真っ直ぐ先を南,
交差した道が東西を走っているとすると,
南東方向に斜めに進むやや細い道があり,これが熊野街道です。
細い上り坂で,住宅街を入っていきます。

「小栗の湯」付近
ピンクの矢印の道を行きます。
小さな紫の四角のあるあたりに下の写真の標識があります。
植え込みの道標

何しろ一番細い道を選ぶので,不安になります^^;

私はばっちりここを見落として,大分先まで行きました
『熊野古道を歩く旅 (エコ旅ニッポン)』の地図では
「米穀店を斜めに入る」とあるのですが,
この米穀店がわからなかった
南北の道をまっすぐ進んでも,すぐに米穀店があるので混乱します。
 
北西角に「Shoes&Bag なかつじ」というお店があるので,それも目印です。

さあ,この道を真っ直ぐ,上り坂を登ります。
信号から100mほどのところで道が二股に分かれますが,
ここは左の道を進みます。

この辺りは団地街で,団地と普通の住宅が混在しています。

二股から200mほど歩くと,左手に公園が見えてきます。
これが放光池一号公園。
結構大きな公園です。お弁当なんか食べるのにもいいかも。
休日だと子供でいっぱいかもしれませんが…

この公園の南側に少し広い道と交差する信号があるのですが,
この信号の手前,北西角に平松王子跡があります。
平松王子跡

この王子は10番目の王子。ついに2ケタ突入です

公園は,この交差点を挟んで,さらに南に広がっています。

平松王子跡を確認してから,公園で一息。
公園で元気に遊ぶ,小学校低学年くらいの子供たちを見ながら,
持参していたおにぎりで遅い遅~い昼食です
あまり時間がないので,食べたらすぐ出発。

平松王子跡のある信号は公園沿いに真っ直ぐ進めばよいのですが,
どうも「歴史街道ウォーキングマップ」は
このポイントが非常にわかりにくい
マップ上では5差路になっているのですが,4差路です。
正確に言うともう1つ道はあるにはあるのですが,
住宅街に降りていく階段になっていて,
普通あれを道だとは認識しないと思うので…

また,「交番」があると書かれているのですが,
みつけられませんでした。
これはなくなっているのかもしれません。

信号を越え,さらに公園沿いに歩きます。
道幅が狭いので,公園の中を歩いたほうが安全です。

公園の切れ目で,また信号があります。
「伯太町4丁目」の交差点です。
交差する道は府道38号線,結構広いです。
ここは来た道をまっすぐ進めばOKです。
放光池周辺
(クリックで拡大します)

急に道が狭くなるので,
ちょっと不安になるかもしれません。
住宅街でこれといった目印もないのですが,
真っ直ぐ歩いていれば大丈夫。

私は不安になったので,
とある住宅の庭におられた女性に道をお聞きしましたが…
(丁寧に教えてくださって,助かりました)
間違いなく小栗街道,と教えて頂きました。

このまま道なりにまっすぐ歩きます。
道の狭さの割に,案外車が多いので,要注意。

先程の信号から500m位のところにまた信号があります。
そしてその南東角には,広々とした自衛隊の信太山駐屯地があります。

この信号を越えてすぐに,また道が二股に分かれるのですが,
ここは右手の道を選びます。
右の道の方がちょっと狭いので心配になりますが,大丈夫。
(そういえば先程の女性は,「ひたすら細い方の道を選んで…」
とおっしゃっておられました。まさに)

ちなみに左の道は,ずっと駐屯所に沿って上って行きます。

この二股のところに,小栗街道と記した古い石柱があります。
小栗海道を示す石柱

少し歩くと左手に伯太小学校が。
さらに歩くと右側には伯太高校が。
(高校は道に面していませんが,
標示があるのと,建物が見えるので雰囲気でわかると思います)

しばらくは住宅街の細い道を歩きます。
ところどころ,由緒ありげな
古い建物が残っていたりします。
焦らずに歩けば歴史を感じながら散策できるポイントです。

目印を覚えていなくて申し訳ないのですが,
高校から500mくらいのところの左手に,
熊野街道の標識と,小栗街道の石標が
並んで立っているポイントがあります。
泉井上神社近くの二つの道標

そこから少し(100mくらい?)歩くと右手に泉井上神社の鳥居が見えます。

さらに次の四つ辻まで歩いて,
この日の街道歩きはここで終了。

私はここから西に向かい,JR和泉府中の駅から帰途につきました。

 *おわり*
プロフィール

咲月

Author:咲月
京都在住アラフォー女性。
2009年より熊野古道に興味を持ち,ただいまコツコツ距離を伸ばしているところ。
旅が好き。歩くのも好き。
風水メインのブログもやってます(リンクは下に)

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